【事業承継】バーバーナカヤマ 中山雄大さん

代表者名
バーバーナカヤマ 中山雄大 さん
URL
https://barber-nakayama.jimdosite.com/
紹介文

浦河町出身。長年勤めた理容店を事業承継。
先代店主の頃からの常連客を大切にしながらも、
WEBサイトでの予約受付を開始するなど、時代に合わせた経営に挑戦。

創業までの経緯を教えてください。

ずっと理容師に憧れており、浦河高校を卒業後、札幌の専門学校に進学し、理容師の資格を取得しました。
ちょうどそのタイミングで、カットクラブヒラタの店主からお誘いいただいて、働くことになりました。それ以来、約20年近くこのお店で理容師として勤めてきました。
その後、店主が体調を崩されたことをきっかけに、ご本人や親族の方と話し合った結果、事業を承継することになりました。

事業承継後に困ったことはありますか?

特に困ったことは思いつかないですね…。
もともと後を継ぐ事も考えながら、理容師をしていたこもあり、心づもりができていたこともあります。また経理などについても、同じ税理士事務所に引き続きお世話になっているため、スムーズに経営を続けることができています。

浦河町で起業してよかったと思うことはなんですか?

小さな町なので、お客様との距離が近いんですよね。

おかげで常連からの口コミで、新たなお客さんにお越し頂いたりしています。
また「旅行先で中山くんのことをふと思い出して!」とお土産をくださるお客様もいて、

そんな風に気にかけていただけたことが嬉しかったですね。

しっかりとした仕事をしなきゃいけないというプレッシャーにもなりますが、

お客様とこのような距離感でお仕事ができるのは醍醐味だなぁと思います。

人口減少が進む地方で商売をすることはどう思いますか?

「人口減少」という言葉にされるとちょっと怖い感じがしますが、それでも必要としてくれるお客様はたくさんいらっしゃると感じています。

昔から浦河で続けている理容店の先輩方が、お年を召して閉店されたり、その際に後継者がいなかったりすることも少なくありません。

そのような状況の中で、行きつけの理容室がなくなってしまったお客様が、当店に来てくださることもあります。そんなお客様の受け皿としての役割を果たしていきたいと思っています。

これから創業する方へのアドバイスをお願いします。

色々な話をできる先輩経営者と出会うことが大事だと思います。

私の場合は、飲食店を経営している母や、それぞれお店を営んでいる先代店主の息子さんたちと日常的に色々な話をしています。

「問題にぶつかったときに相談する」というよりも、日常的に経営者同士で話をすることで、色々な不安が払しょくされたり、何気ないヒントをもらったりしていますね。
私の場合は、幸いにも身近にそういった人達がいましたが、新たに創業する方は、気軽に話ができる先輩経営者・経営者仲間ができると心強いのではないでしょうか。

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